ペンギンによる日々の雑記

ペンギンによる日々の雑記

MENU

正欲 ガチレビュー

 
Filmarksを始めたペンギン
です!
 
 
『正欲』という映画を見てきたので、忖度なしガチレビューをしていきたいと思います!
 
 

その他のオススメ映画

↓↓↓

suicapenguin777.hatenablog.com

 

 
 
それではやっていきましょう!

 
 
 
 

トレーラー

 
 
 
 
 
 

あらすじ

 
 
横浜に暮らす検事の寺井啓喜は、息子が不登校になり、教育方針を巡って妻と度々衝突している。
広島のショッピングモールで販売員として働く桐生夏月は、実家暮らしで代わり映えのしない日々を繰り返している。
ある日、中学のときに転校していった佐々木佳道が地元に戻ってきたことを知る。
ダンスサークルに所属し、準ミスターに選ばれるほどの容姿を持つ諸橋大也。
学園祭でダイバーシティをテーマにしたイベントで、大也が所属するダンスサークルの出演を計画した神戸八重子はそんな大也を気にしていた。
 
同じ地平で描き出される、家庭環境、性的指向、容姿     様々に異なる背景を持つこの5人。
だが、少しずつ、彼らの関係は交差していく。
まったく共感できないかもしれない。
驚愕を持って受け止めるかもしれない。
もしくは、自身の姿を重ね合わせるかもしれない。
それでも、誰ともつながれない、だからこそ誰かとつながりたい、とつながり合うことを希求する彼らのストーリーは、どうしたって降りられないこの世界で、生き延びるために大切なものを、強い衝撃や深い感動とともに提示する。
いま、この時代にこそ必要とされる、心を激しく揺り動かす、痛烈な衝撃作が生まれた。     もう、観る前の自分には戻れない。
 
 
 

ペンギンによる所感

 
 
この作品はいわゆる"群像劇"の構成になっています
 
 
複数の人の視点から物語が描かれていき、最終的に物語が交差していきます
 
 
同時に、この作品はマジョリティ側とマイノリティ側の二項対立構造になっているとも言えます
 
 
稲垣吾郎演じる検事はマジョリティ側、検事の息子は不登校というマイノリティ、特殊性癖を持つ登場人物もマイノリティ
検事の奥さんはマイノリティである息子の活動に寄り添う態度を示しつつもマジョリティ側?
 
 
この作品で面白いと思ったのは、マジョリティ→マイノリティの無理解を表現する場面だけではなく、マイノリティ→マジョリティの無理解を表現する場面もあるというところです
 
ネタバレになるので内容の記述は控えますが、そこのシーンは色々な意味で衝撃的でした
 
 
映画を見ていただければ、ペンギンの言ってる意味が分かっていただけると思います!
 
 
 
積極的に薦めることができる映画ではないですが、気になった方は劇場に足を運んでみてください!
 
 
ペンギンはすごく満足でした!
 
 
隣のカップルがモゾモゾイチャイチャしていたのを除いて、、、