前回の記事に引き続いて、各業界の回顧と展望について考察していきたいと思います^_^
長編になるので、pt2-aとpt2-bの二部構成にさせていただきます!
前回の記事はこちら
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それではやっていきましょう∩^ω^∩
医薬品業界
回顧 政府のジェネリック医薬品推進に対するメーカー側の慢性的な製造能力不足という問題があった中、季節外れのインフルエンザ感染拡大による需要増といった要因が重なり、2023年についても医薬品の供給不足が続きました
展望 バイオ医薬品(タンパク質などの生体分子や微生物を用いて製造される)の市場が拡大していく見通し
2024年度薬価改定により、特許の切れた医薬品(長期収載品)の薬価引き下げが進みます
これにより、長期収載品への収益面での依存度の大きい製薬企業は売り上げが落ち込む可能性があります
食品業界
回顧 2023年の食品・外食関連の家計支出額は、外食需要の回復や食品各社の値上げに後押しされるかたちで、好調に推移しています
展望 『フードテック』への取り組みが進む
丸紅とProximarは2024年より静岡で養殖したアトランティックサーモンの販売を予定しています
電子部品・半導体業界
こうした流れを受けて、半導体及び関連産業の更なる拡大が期待されています
機械業界
回顧 人手不足を背景とした工場・倉庫の根強い自動化ニーズなどを背景に、産業機械の2023年1~9月受注額は4兆7,499億円(前年同期比+7.8%)と堅調に推移しています
展望 近年、新たな移動手段として「空飛ぶクルマ」が注目を集めています
ヘリコプターと比べて、
①騒音が小さい
②整備、運搬コストが安い
③離着陸場所の自由度が高い
ことから、都心部での送迎サービス、離島・山間部での移動手段、災害時の救急搬送といった場面での活躍が期待されています
各社は2025年度に開催される大阪・関西万博での運行を目指しており、低コスト化や高性能化に向けた技術開発が進んでいく見通しです
自動車業界
回顧 環境規制対応のために各社が米国・欧州・中国を中心にEV新モデルの投入を強化したことにより、2023年のグローバルEV販売比率は11%まで増加しました
一方、日本は約2%と、EVの普及は他の先進国と比べて限定的に留まっています
共和党はバイデン政権によるEV推進政策への反発を強めており、今後の大統領選の動向によっては環境規制案が緩和される可能性も残ります
規制動向が不透明な中、メーカー各社は規制が緩和された場合にEV関連投資が過大になるリスクと現行案が維持された場合の規制値未達(=罰金支払い)のリスクをにらみながら、難しい舵取りが求められています
通信業界
回顧 ARPU(加入件数一件あたりの月間通信料金)については、2019年の政府による通信料金引き下げ指導以降、各社がサブブランドの提供を開始したことから下落幅が拡大しました
現状はサブブランドへのユーザー移行は続いているものの、高単価な大容量プランの打ち出しを進めていることから、ARPUの下落幅は縮小傾向にあります
展望 通信市場の成熟を背景に、事業者は金融等の事業多角化を進めています
今後も非通信事業の拡充によるエコシステムの構築を狙う動きが活発化することが想定されます
今回は一旦、以上となります∩^ω^∩
続きは近々記事にさせていただきますので、そちらも併せてチェックしていただけると嬉しいです!
それでは\(^-^ )
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